ESG方針
”ARUHIのサステナビリティ”

2020年、未曾有のチャレンジを受けた世界。心が変わる、考えが変わる、生活が変わります。
そしてパンデミック後のサステナブルな社会に向けて、ARUHIはその事業を「住み替えカンパニー」として
真にパーパスドリブンなものに進化させていきます。
当社は以下のとおりESG方針 ”ARUHIのサステナビリティ”を定めております。本方針は、当社の取締役会での議論を経て決定されました。今後も「住み替えカンパニー」への進化に伴い、ESG委員会及び取締役会で議論のうえ、定期的に見直しをはかって参ります。
- 1事業活動を通じ、社会課題解決へ貢献します
- 私たちは、住み替えにより新しい家を買いたい、人生を変えたいと思ったお客さまにワンストップでさまざまな商品・サービスを提供することで、既存住宅ストックと地域の活性を促し、誰もが自分らしい生活ができる持続可能な社会の実現を目指しています。
- 2ステークホルダー・コミュニケーションを推進します
- ステークホルダーのみなさまと、日々の仕事やPR・IRなど様々な活動を通じ、トランスペアレントなコミュニケーションを図ります。また社員ひとりひとりの仕事や地域貢献を通じて、社会課題解決に貢献し、社会や環境にプラスの影響を与えることを目指しています。
- 3リスク管理・コンプライアンスの徹底を図ります
- 法令遵守や企業倫理の徹底などのコンプライアンス責任を全うし、さらに社会や環境に負の影響を与える可能性のある企業活動のリスク軽減にも積極的に取り組んでいます。
サステナビリティマネジメント
マテリアリティ(重要課題)とそれに対する取り組み目標は以下のプロセスを経て決定しています。
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1
マテリアリティ(重要課題)の抽出
ESG委員会にて、社会問題や当社事業を取り巻く状況を分析し、マテリアリティ(重要課題)を広範囲に抽出する。
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2
マテリアリティ(重要課題)・目標設定
当社が事業を通じて環境や社会に与えるインパクト、各事業とマテリアリティ(重要課題)との関連性、ステークホルダーから見た企業価値への影響等を分析・検討し、CEOを中心としたESG委員会にて、課題の優先順位づけと目標達成に向けた議論を行う。議論の内容を元に取締役会にてマテリアリティ(重要課題)の決定や目標設定を行う。
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3
取り組み
各目標の主担当となる事業部門において、部門業務計画の一環として取り組む。
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4
社内外のステークホルダーへの発信
各事業部門にマテリアリティ(重要課題)と目標を周知し、進捗状況の報告を受ける。
また、お客さまや投資家のみなさまに取り組みの進捗状況を発信する。 -
5
振り返り
進捗状況や社内外のステークホルダーの反応を基に、サステナビリティ推進の方針やマテリアリティ(重要課題)について振り返りを行う。

サステナビリティ推進体制
当社では、CEOを委員長とし、執行役員会のメンバーと構成を一にする「ESG委員会」を設置しています。「ESG委員会」は、原則四半期に1回開催され、中長期的な視点で自社と社会のサステナビリティの動向について協議し、ESGの具体的な取り組み・施策等について決定をする権限をもっております。また、取締役会に対し、原則半期に1回、進捗状況の報告を行い、マテリアリティ(重要課題)およびその達成に向けた取り組みの進捗状況の共有を行っております。さらに、ESG方針、当社が解決すべきマテリアリティ(重要課題)、そして重大な目標値等について事前協議のうえ、取締役会へ上程を行っております。
取締役会は、報告を受けたサステナビリティの取り組みに対し企業価値向上の観点から監督を行うとともに、ESG委員会から上程された事項について、決定します。
「ESGタスクフォース」は「ESG委員会」で決定したESGの具体的な取り組み・施策等を全社で一丸となって取り組んでいくための推進機能を担っており、各部門による取り組みの実行支援などを行います。

ステークホルダーとの
コミュニケーション
ARUHIグループの重要なステークホルダーには、住み替えを希望するお客さま・住宅ローンを組んだお客さまをはじめとし、株主、ビジネスパートナーである不動産事業者やFC(フランチャイジー)、社員、地域社会が含まれます。
ARUHIグループは、ステークホルダーとの対話を通じて相互理解を深め、いただいたご意見や評価等をもとに当社の企業活動や提供する商品・サービスの改善に活かしています。
住み替えを希望するお客さま
ミッション
【フラット35】の業界リーダーとしてより多くの方に
優良な住宅を提供し、多様化するお客さまのニーズに応える
取り組みの例
- オンライン対応、契約電子化
- 多様な商品、スピード感のある融資実行
- 広範な店舗ネットワーク
- ARUHIマガジンでの有益な情報発信
住宅ローンを組んだお客さま
ミッション
お客さまが住宅ローンを完済するまでの長期サポート
取り組みの例
- 返済にお困りの方の相談
- 低金利商品への借換案内
- 保険商品(全疾病)への中途加入促進
FC(フランチャイジー)
ミッション
より多くの方に優良な住宅ローン商品を提供するためのサポート
取り組みの例
- ARUHI本社と連動したお客さま対応
- 不動産事業者へのリモート対応
- ZOOMを活用した研修
不動産事業者
ミッション
より多くの方に当社の住宅ローンを利用いただくためのサポート
取り組みの例
- 利便性の高いサービスやツールの提供
- アルヒ住み替えコンシェルジュを通じたお客さまの紹介
株主
ミッション
成長の実現により投資いただいた期待に応える
取り組みの例
- 株主総会の開催
- 決算説明会(年4回)の開催
- 投資家との面談の実施(対話の機会の設定)
従業員
ミッション
一人一人が働きやすく働きがいのある会社
取り組みの例
- 全従業員にフレキシブルワーク手当を支給
- スーパーフレックス・リモートワークの導入
- 年次有給休暇取得率が約7割
- 第二本社 柏の葉イノベーションラボの設立
地域社会
ミッション
「本当に住みやすい街大賞」を活用した地域活性化・街づくりの推進
取り組みの例
- 住みやすい街、家のプロモーション
- イベントの開催
- ※ 取り組みの例は、2021年12月現在の情報です。