コロナ禍は、人々の住まいに対する考え方や働き方に大きな変化をもたらしました。これを受け、私たちは住宅ローン専門金融機関から脱皮し「住み替えカンパニー」を目指すべく舵を切りました。昨今、金融市場や不動産市場など我々の事業環境も大きく変化しています。こうした環境変化に対応すべく2022年SBIグループに入るとともに「中期経営計画2023」を策定、様々な施策に着手しています。

家族構成やライフステージの変化に応じて、その時の価値観にフィットした家へと住み替えることが出来れば、より快適で豊かな生活を送れるようになるのではないかと考えます。ただ、米国と比較すると、日本では住み替えの回数は極めて少なく、またそれを総合的にお手伝い出来る金融機関もありません。
SBIアルヒは、家を買いたい、人生を変えたいと思った「ある日」を住宅ローンでサポートする、国内最大手の住宅ローン専門金融機関として成長してきました。このたび私たちが目指すのは、住宅ローンに加え、街探し・家探しや住み替え相談から関わることで、お客さまが安心してライフスタイルや価値観に合った住み替えを出来るようワンストップでお手伝いする、金融機関の枠にとらわれない付加価値を提供する会社です。
そのためにSBIグループにとどまらず多くの外部企業との連携などを通じ、住み替えに必要な商品やサービスをお客さまにご提供します。

コア事業である住宅ローンは、全期間固定金利住宅ローン【フラット３５】に加え、当社オリジナルの変動金利商品を拡充、FC店でも直営店でも、あらゆるお客さまに適した商品をスピーディに提供することで、お客さまや不動産事業者さまの「ファーストチョイス」となることを目指します。

お客さまの住み替えプロセスに関わることで蓄積した、金融と不動産が融合したデータベースを活用、さらなる住み替え需要を創出し、当社の成長を加速いたします。

住み替えを通じ、新築住宅にとどまらず中古住宅や空き家の循環を促進することでCO2の排出を抑制し、サステナブルな社会やさまざまなお客さまの豊かな住生活の実現に貢献します。また、デジタル技術を、事務プロセスの継続的な効率化や【フラット３５】の適正な運用を目的としてさらに活用していきます。

私たちは、「お客さまの大切な『ある日』が最高のものとなるようにお手伝いする」ことを創業以来のミッションとして掲げています。今後も「探す・買う・暮らす」をワンストップで提供する、住み替えカンパニーへの進化に挑戦し続けます。