プレスリリース

各位
2021年5月11日
アルヒ株式会社

「中期経営計画2021(ARUHI第二創業)」の策定に関するお知らせ

 当社は、第二創業と位置付ける「中期経営計画2021(2022年3月期から2026年3月期)」をこのたび決定しましたので下記にその概要をお知らせいたします。

A NEW JOURNEY BEGINS
―住宅ローンに加え、不動産およびコンシューマーサービスをコア事業に―

 当社は、「住宅ローン会社」から総合的な「住み替えカンパニー」への進化を目指し、「住宅ローン事業」に加え、「不動産事業(居住用)」と住み替えに関する「コンシューマーサービス事業」を当社の3つのコア事業と位置付け、各事業間のシナジーを実現します。
 街・家探しから住宅の購入、住宅ローンや保険のサポート、住み替え後の日々の暮らしまでシームレスなワンストップサービスを提供することで、お客さまにフォーカスしたコンシューマーブランドを目指します。

◆3つのコア事業領域(サマリー)

1.住宅ローン事業
 融資実行件数の年平均成長率15.8%を実現することで、2026年3月期に融資実行金額を2倍の1.6兆円を目指します。不動産事業やコンシューマーサービス事業と連携、住み替えニーズの取り込みやバンドル戦略による差別化等によりさらなるシェア拡大を目指します。また、地域支社を設立、お客さまのニーズをよりきめ細かくサポートする営業体制を新たに構築します。

2.不動産事業(居住用)
 住宅ローン事業に次ぐ第二の収益の柱として本格始動します。人生のさまざまなライフステージで住み替えを希望するお客さまに、ご検討の初期段階からお手伝いします。お客さまのライフスタイルに合った街・物件・資金計画など具体的な方法を一括提案する住み替えコンシェルジュ事業や、ライフスタイルに合うベストな街や家をAIが提案する「パーソナル住みやすい街」アプリの開発など、今までにない新たなサービスを展開します。

3.コンシューマーサービス事業
 お客さまに当社の住宅ローンをお選びいただいた際、お得な引越しやカーリースなど、住宅購入時や購入後の新生活に必要な優待サービスをご提供します。不動産事業や住宅ローン事業へのシナジー貢献に加え、独立した収益源としての事業化を推進します。

◆ESG
 当社は、上記3コア事業を展開するうえで、ESGにも本格的に取り組んでまいります。一例として、「本当に住みやすい街大賞」の活用や日本初のグリーンRMBSの発行などを通じ、地域活性化、空き家対策、中古住宅や省エネ住宅市場の活性化等を推進します。CGCを遵守した経営を推進するとともに、コンプライアンス体制をさらに強化いたします。

※「中期経営計画2021」の詳細は、以下の資料をご覧ください。
https://www.sbiaruhi-group.jp/ir/management/plan

◆当社の目指す姿~今までにない総合的な「住み替えカンパニー」に~


<「中期経営計画2021」資料より抜粋>

◆主な数値目標(2026年3月期)

2021年3月期(実績) 2026年3月期
営業収益 268億円 610億円
税引前利益 77億円 170億円
住宅ローン借入実行件数 2.5万件 5.3万件

◆住宅ローン市場の環境認識(前提)
 住宅ローン市場は、2030年に向け一般世帯総数が微減となるものの、特に三大都市圏での中古住宅需要の増加、中古住宅に対する政策的な後押し等による中古住宅市場の成長に加え、低水準の金利が続くことが予想され、現状の20兆円程度を維持すると見込んでいます。

 コーポレートビデオ「A NEW JOURNEY BEGINS」は、以下のサイトで公開中です。
https://www.sbiaruhi-group.jp/ir/management/plan
※ 2021年5月11日16:30より公開

以上

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

コーポレートコミュニケーション部
Tel:03-6229-0778 / Fax:03-3584-5501 / Email:ccom@aruhi-group.co.jp