不動産業界のコロナ禍での転職活動、約4割は「即転職」を希望
求人企業の約6割が「業績好調による増員」の理由で採用活動を実施
～「ARUHI不動産転職」の登録者および掲載求人の傾向について～

　アルヒ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長CEO兼COO：浜田 宏、以下ARUHI）の100%子会社である、アルヒキャリア株式会社（所在地：東京都港区、代表取締役：土門 智康、以下アルヒキャリア）は、不動産業界に特化した転職エージェントサービスである「ARUHI不動産転職」を運営しています。この度、新型コロナウイルスの影響を受けながらも転職活動や採用活動を実施している、「ARUHI不動産転職」の登録者および、掲載求人の傾向をまとめましたのでお知らせいたします。

＜調査概要＞
調査対象：2020年10月1日～2021年2月17日
調査データ：「ARUHI不動産転職」に登録されている、転職を希望する個人の登録者425名、掲載求人272件

＜転職希望者（以下、登録者）の傾向について＞

　登録者の年代は20代が44％、30代が30％であり、登録者のうち約7割が比較的若い世代であることが特徴です。アルヒキャリアはキャリアアップ支援の一環として、「ARUHI不動産転職」を利用し転職をされた方を対象に、宅地建物取引士資格取得のための講座を無料で実施しています。この点が本サービスに若い世代の登録者が多い理由の一つであると考えられます。
　また、不動産業務経験者と未経験者の比率は1:1であり、経験者と未経験者がほぼ同じ割合で存在しています。加えて、40代の登録者の約7割は不動産業務経験者であることも分かりました。

　即転職を希望する方の多くは、新型コロナウイルスの流行により、「自身のキャリア・収入の不安」や「業績悪化による会社の将来への不安」を感じたことをきっかけに転職活動を開始しています。また、異業種から不動産業界への転職を希望している登録者が多い理由の一つには、他の業界と比較し不動産業界にはコロナ禍でも業績が堅調な企業が多いことが挙げられると予想されます。

＜掲載求人の傾向について＞

　掲載求人のうち、約6割が不動産業界、次いで建設業界が約3割であり、これらが全体の約9割を占めています。具体的には仲介事業者での営業、建設現場での現場監督、設備設計などさまざまな求人が掲載されています。

　求人掲載企業の多くが「業績好調による増員」を理由に採用活動を実施しています。コロナ禍で転職市場も厳しい状況ではありますが、本サービスには比較的業績が堅調な企業が多いことが読み取れます。

　今回の調査を通して、コロナ禍である今本サービスに登録し採用活動を実施している企業の多くは比較的業績が堅調であること、具体的な転職目標時期を持ち不動産業界への転職を希望する若い世代が多数存在することが分かりました。
アルヒキャリアは引き続きサービス利用者である求職者さま、不動産事業者さまおよび不動産テック企業さまに、よりご満足いただけるよう、今後も質の高いサービスを提供いたします。また、不動産業界に特化した転職サービスの提供を軸に、他業界にもサービスを展開できるよう、様々な施策やサービスを引き続き検討いたします。

【アルヒキャリアおよびARUHI不動産転職について】
　不動産業界に特化した転職エージェントであり、2020年3月にサービスを開始いたしました。不動産業界に特化したサービスであるため、業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者さまに最適な求人をご提案することが可能です。親会社である住宅ローン専門金融機関「アルヒ株式会社」と取引のある大手企業やスタートアップ企業などの求人も多数掲載。
不動産に関する多種多様な求人の中から、求職者さまのご経験、ご希望に合う求人をご提案いたします。